2018年12月5日水曜日

2019年1月27日(日)『貪欲の帝国』ドキュメンタリー映画上映会

第83回社会運動ユニオニズム研究会+Labor Now&Future企画イベント
2019年1月27日ドキュメンタリー映画上映会『貪欲の帝国』
※2014年制作/韓国/92分/ホン・リギョン監督
――――――――――――――――――――――――――
日 時: 2019年1月27日(日)
    ※開場13:30/上映と解説14:00~16:30
会 場: 明治大学駿河台キャンパス グローバルフロント1階グローバルホール
https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
参加費: 無料 ※事前申込み不要
解 説: 古谷杉郎さん(全国労働安全衛生センター連絡会議 事務局長)
共 催: 東京労働安全衛生センター/明治大学労働教育メディア研究センター
    法政大学フェアレイバー研究所/Labor Now
お問い合わせ: 特定非営利活動法人 東京労働安全衛生センター
        TEL 03-3683-9765(担当:天野)

――――――――――――――――――――――――――
~労働者のいのちと健康、尊厳のために、巨大企業に立ち向かう人々~

2007年、韓国・サムスン電子の半導体工場で働いていた一人の女性が白血病を発症し、亡くなった。その遺族が、労災認定を求めて声をあげた。巨大企業の責任を問う遺族や労働者たちの闘いによって、サムソン電子の工場で働き化学物質にさらされた多くの労働者たちが、白血病やリンパ腫、様々ながんを発症していたことが明ら
かになっていった―。

映画『貪欲の帝国』は、このサムスン電子・職業病問題について、韓国の独立映画集団「青い映像」が3年をかけて被害労働者と家族を取材し、製作したドキュメンタリーである。

以下の画像をクリックすればPDFをダウンロードできます。



2018年9月27日木曜日

公開講座:サプライチェーンの労働問題を考える ーユニクロの下請労働者がインドネシアから補償を求めて来日




日時:2018年10月13日(土)14:00~17:00(13:30開場)
場所:明治大学駿河台キャンパス・アカデミーコモン8階308F
地図 https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
報告(通訳つき) 
・ソ・ション(CCCEA-クリーン・クローズ・キャンペーン東アジアコーディネーター)
・テディ・プトラ(ジャバ・ガーミンド労組委員長):JG労働者に何がおきたか
・ワーミ(JG女性労働者):女性労働者からの声
・ムチャマド・ダリズマン(WRCインドネシアスタッフ)
 インドネシアにおけるサプライチェーン労働者の現実
・イロナ・ケリー(クリーン・クローズ・キャンペーン・CCC国際事務局)
 世界のサプライチェーンとCCCの活動
・遠野はるひ(CCC東アジア運営委員):日本で何ができるか

共催:明治大学労働教育メディア研究センター
    サプライチェーンを考えるネットワーク

参加費:無料

参加申込み:資料準備の都合で、参加を希望される方は、10月11日までに下記連絡先までご一報下さい。
連絡先:明治大学労働教育メディア研究センター
    メール:labored(at)meiji.ac.jp  (at)を半角の@に置き換えて下さい。

10月7日から14日に、インドネシアのユニクロの下請会社であったジャバ・ガーミンド(JG)社の労働者と支援団体のスタッフが来日します。JG社は、ユニクロからの生産委託が打ち切られて倒産。労働者たちは一部賃金と退職金が支払われないまま解雇されています。労働者たちは、未払い賃金・退職金を求め、ユニクロの社会的責任を追及して闘っています。

本講座においては、労働者の訴えを聞き、サプライチェーン(下請企業)における労働問題を知り、ユニクロなどの多国籍企業の社会的責任や日本で私たちに何ができるかを考えていきたいと思います。

ご関心あるみなさんのご参加を呼びかけます。

2018年4月28日土曜日

映画『もうひとつの約束』上映会(2018年6月9日)

第75回社会運動ユニオニズム研究会+Labor Now&Future企画イベント
――――――――――――――――――――――――――
映画『もうひとつの約束』上映会
 ※2014年制作/115分/韓国/キム・テユン監督  
 http://jimakusha.co.jp/1yakusoku/introduction.html
――――――――――――――――――――――――――
【日時】2018年6月9日(土)13:30~16:40  
    ※開場13時/上映13:30~15:30/解説&質疑応答15:40~16:40
【会場】明治大学駿河台キャンパス アカデミーコモン 8階308F教室  
    ※会場アクセス
     http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
【参加費】無料 ※事前申込み不要
【解説】毛利一平さん(医師/亀戸ひまわり診療所所長)
【共催】東京労働安全衛生センター  
    明治大学労働教育メディア研究センター  
    法政大学フェアレイバー研究所  
    Labor Now
【問い合わせ】特定非営利活動法人 東京労働安全衛生センター  
       TEL 03-3683-9765(担当:天野)
――――――――――――――――――――――――――
 ―私たちにも証拠があります。
ここにいる労働者の体。病気の人々。
これが証拠でなければ、何が証拠ですか?

 ■巨大企業に立ち向かった遺族たちの告発、労働者の闘い 2014年2月、1本の映画が韓国で話題を集めた。サムソン電子の半導体工場での労災裁判を描いた『もうひとつの約束』である。サムソンといえば、韓国のGDPの2割を稼ぎ出し、その資金力で韓国経済の隅々にまで影響力を行使するトップ企業である。そんなサムソンの恥部を告発する映画が製作されるとのニュースに、業界投資家は二の足を踏んだ。劇場も同様に、サムソンを向こうに回すことを恐れ、相次いで上映を見送った。

にもかかわらず一般の人々の出資で映画は製作され、自主上映会運動が巻き起こるなど、社会現象となった。軍事独裁から民主化を勝ちとった韓国の民衆は、抑圧の主体が資本へと移った今も、不正と闘うことをあきらめない。巨大企業に素手で闘いを挑むかのごときこの映画に、日本の私たちは何を学ぶことが出来るだろうか。

 今回の上映会では、この映画の上映と共に、職業病や職業がんの問題に長年取り組んでいる医師の毛利一平さんに、映画の背景にある韓国や日本の職業病被害の状況をお話頂きます。

社会運動ユニオニズム研究会のサイト
https://socialmovementunionism.blogspot.jp/

2018年3月11日日曜日

労働運動とテクノロジー


73回社会運動ユニオニズム研究会
日本労働弁護団&社会運動ユニオニズム研究会共催企画
「労働運動とテクノロジー」

日時: 2018414()13:30~17:00 
場所: 連合会館 502会議室 (JR「御茶ノ水駅」から徒歩5) 
講師: Calvin Gee(社会起業家)
    Ying Gee (前全米自動車労組・人権局次長)
    Mary Anne Ahtye (アジア太平洋系アメリカ人労働者連盟全国執行委員)
主催:日本労働弁護団
    法政大学大学院フェアレイバー研究所
    明治大学労働教育メディア研究センター
    Labor Now
参加申込み: 411日までに以下のメールアドレスまでにお申し込み下さい。         
         会場の都合で先着35名まで受け付けます。
           labornow(at)jca.apc.org (at)@に置き換えて送信下さい。

アメリカの労働運動がソーシャルメディアや人工知能(AI)をどのように活用しているかについてデトロイトを拠点に アプリ開発を手がけている社会起業家Calvin Geeさん、長年オルガナイザーとして活動しているYing Geeさんと Mary Anne Ahtyeさんが発表。「Tech」を コミュニティづくりの視点から考え、新しいプラットフォームを通してどのように労働者を繋げていくか議論する。

社会運動ユニオニズム研究会のサイト

2018年2月13日火曜日

ドキュメンタリー映画上映会 『沖縄/大和』+比嘉賢多監督トーク

第7回公開講座「東京で考える沖縄・辺野古」

ドキュメンタリー映画上映会 『沖縄/大和』+比嘉賢多監督トーク


日 時:2018年3月31日(土)13:30-17:30
場 所:明治大学駿河台キャンパス・グローバルフロント1階グローバルホール
地 図 https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
内 容 
(1)ドキュメンタリー映画上映 『沖縄/大和』(2014年、99分)
 監督・撮影・編集:比嘉賢多
 出演:安富租里穂、安富租肇、安富租ミツ、小橋川共行、比嘉賀代子、比嘉好富
(2)比嘉賢多監督トーク
(3)参加者との感想シェア

参加費無料、事前申込み不要

主 催:明治大学労働教育メディア研究センター、明治大学島嶼文化研究所、Labor Now、Bakeneko Collective

連絡先:labored(at)meiji.ac.jp  (at)を@に置き換えて送信ください。

あらゆるメディアによって表象される沖縄。青い海、青い空、唄と踊りと陽気な人々、という沖縄に対するステレオタイプを破壊しながら、沖縄と大和(沖縄以外の日本)の間にある逃れられない「心的ライン」をまなざすドキュメンタリー。沖縄に生まれ育ったウチナーンチュである監督の比嘉は家族や親戚、友人、在沖米軍基地周辺への取材を行うことで心的ラインを浮き彫りにしようと試みるが・・・

比嘉賢多(ひが・けんた)
1991年沖縄生まれ。映画監督。映画制作を中心に、論考の執筆、
映画上映会運営などの活動をしている。近年の上映・展示に「PFFアワード2014」、「座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル2015」、「沖縄 戦後70年美術プロジェクトすでぃる」(摩文仁平和祈念資料館、2015年)など。

監督コメント:あなたは他者によって表象されたイメージに戸惑ったことはないでしょうか。或は「こうあるべき」という外側からのまなざしに影響され、自らを偽ったり自分や他者を理解しやすい範疇に組み込もうとしたことはないでしょうか。沖縄と大和の間に潜む「ライン」を軸に、あなたに向けられる、或はあなたが他者に向ける暴力的な眼差しについて考えていただければとても嬉しく思います。

映画並びに監督について詳しくはこちらまで