2013年5月21日火曜日

6/25公開研究会「基地のない平和な沖縄を実現するために」


第35回社会運動ユニオニズム研究会(公開研究会)
日 時:2013年6月25日(火)18:30(開会)〜20:50
場 所:明治大学駿河台キャンパス・リバティータワー15階1156教室
地 図:http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
テーマ:基地のない平和な沖縄を実現するために
報告者:伊波洋一さん(元宜野湾市長)
共 催:一橋大学大学院社会学研究科フェアレイバー研究教育センター
    明治大学労働教育メディア研究センター
    Labor Now
問合せ・参加申込み:資料準備の都合上、6月24日までに研究会事務局・高須宛にご一報下さい。
 電子メール b071429k(a)r.hit-u.ac.jp  (a)を半角の@に置き換えて送信下さい。

当日の研究会の様子をUstreamで中継し、アーカイブス(録画)を残す予定です。
  http://www.ustream.tv/channel/labor-now-tv
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6月の研究会では、元宜野湾市長の伊波洋一さんをお招きして、「基地のない平和な沖縄を実現するために」をテーマに報告いただき、議論します。

沖縄返還から41年が経過したにもかかわらず米軍基地問題は何ら解決するどこらか、様々な問題を引き起こしています。政治的に重要な節目を迎えるいま、伊波さんと共に、沖縄の現実を知り、基地のない平和な沖縄を実現するために、何をなすべきか議論したいと思います。
 みなさまのご参加を呼びかけます。

[伊波洋一さんからのメッセージ]

沖縄返還から41年が経過したが、米軍専用施設の74%が沖縄に集中し基地負担軽減は実現していない。昨年オスプレイ配備に反対する県民大会が10万人参加で開催された直後にオスプレイ配備が強行された。17年も新基地建設反対運動が続く辺野古でも、国は今年3月に埋め立て申請を提出した。この二つを沖縄県と全市町村が反対しているが、日米両政府は強行した。

沖縄の声は米国議会にも届き上院軍事委員会やシンクタンクからも辺野古新基地建設中止案と海兵隊削減案が出されている。なぜ日米政府は沖縄県民の声を聞こうとしないのか。

今年、安倍政権が「4・28主権回復式典」を開催したことに沖縄県民は大きく反発した。理由は日本の独立回復と同時に沖縄・奄美・小笠原は米軍統治に切り離され、沖縄では「屈辱の日」とされているからだ。米軍統治下では、新たな土地強制接収と基地建設が行われ、今日まで続く広大な米軍基地が建設され、数多くの米軍犯罪と米軍事故が起こった。

今、沖縄の基地負担軽減が後回しにされようとしている。普天間に配備されたオスプレイは県内各地で騒音と振動による深刻な住民被害を起こしている。さらに今夏に1個中隊12機が追加配備され、嘉手納基地も2015年に空軍仕様が9機配備される予定だ。2003年だった普天間飛行場返還期限は2025年にされようとしている。沖縄県民の苛立ちと怒りは大きくなり「沖縄の真の主権回復」を求めて県民全体が米軍基地強化に反対するようになった。

沖縄基地問題の解決に向けて一緒に考えたい。

2013年5月7日火曜日

5/28公開研究会「地域労働運動の50年を振り返る」


第33回社会運動ユニオニズム研究会(公開研究会)

日 時:2013年5月28日(火)18:30~20:50
場 所:明治大学駿河台キャンパス・リバティータワー13階1135教室
地 図  http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
テーマ:地域労働運動の50年を振り返る
ゲスト:伊藤藤夫さん(NPO丹南市民自治研究センター地域政策研究所代表)
共 催:一橋大学大学院社会学研究科フェアレイバー研究教育センター
    明治大学労働教育メディア研究センター
    Labor Now

問合せ・参加申込み:資料準備の都合上、5月27日までに研究会事務局・高須宛にご一報下さい。
 電子メール b071429k(a)r.hit-u.ac.jp  (a)を半角の@に置き換えて送信下さい。

■当日の対談の様子(YouTube)

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次回研究会には、福井県越前市のNPO丹南市民自治研究センターの伊藤藤夫さんをお招きして、「地域労働運動の50年を振り返る」をテーマに対談をします。

伊藤さんは、15歳で福井鉄道に就職され、私鉄労働運動を出発点に、中部地区労事務局長、自治労福井県本部オルグを経験され、その後は武生市議会議員、NPO丹南市民自治研究センターの立ち上げに関与され、現在も活動を続けています。

対談を通じて、伊藤さんが直接、あるいは間接的に地域労働運動に関与されてきた50年を振り返り、地域労働運動の現状と今後に向けた課題を議論してみたいと思います。

ご関心ある方のご参加を呼びかけします。


参考論文
伊藤藤夫「『生涯一労働者』:五〇年の私的労働運動体験記(上)」『労働法律旬報』1780号(2012年11月25日発行)
 http://www.fair-labor.soc.hit-u.ac.jp/rh-junpo/121125.pdf
伊藤藤夫「『生涯一労働者』:五〇年の私的労働運動体験記(下)」『労働法律旬報』1781号(2012年12月10日発行)
 http://www.fair-labor.soc.hit-u.ac.jp/rh-junpo/121210.pdf

参考ビデオ『福武線はこうして守られた~地域をつなぐ自治研センター』

以 上